病気にならないための第一条件は体を温めること。最近では温活と呼ばれていますが体を温めるのは健康に良いだけではなく同時に美容効果を高める条件でもあります。
体温が低いと様々な不調が起こり特にお肌には大きな影響があります。では具体的にどの様な影響があるのでしょうか?
体温が低いと新陳代謝が悪くなりお肌には最悪の環境
体を冷やすと新陳代謝が悪くなり体を作っている細胞が新しく生まれ変わりづらくなります
細胞が新しく生まれ変わらないと言う事は肌の老化につながるのです。体温が下がればそれだけ基礎代謝量も下がりカロリーが消費されなくなって太りやすくなると同時に内臓脂肪も増えてしまいます。
内臓脂肪が増えればそこからアディポサイトカインと呼ばれる体に悪いホルモンが分泌される高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こします。
同時に血管に炎症を起こし肌荒れを引き起こしてしまいます。
体温が下がると血行も悪くなります。食事からの栄養は月通駅を通して全身に運ばれますから血行が悪くなると言う事は肌や髪の毛にまで栄養が行き届きにくくなると言うことです。
栄養は生命維持に必要な臓器に届け終わり最後に残った部分が肌や髪の毛に届けられます。つまり美しさに関係する肌や髪の毛に栄養が行き届くのはいつも最後。血行が悪くなると隅々まで栄養が行き届かなくなるのです。
その結果”肌がゴワゴワする、乾燥してかさつく、ハリがない、シミやシワ”など肌荒れを起こしてしまいます。
つまり透明感のない輝きを失った肌になってしまうのです。
また血行が悪くなるとリンパの流れも滞るため体が疲れやすく顔色が悪くなると言うデメリットもあります。
体を温めて代謝を変えることがきれいになるためにもそして健康においてもいかに大切かが分かりますよね。そして代謝は歳を重ねるごとにどんどん落ちてしまいます。だからこそ体を温める食事で代謝をアップさせましょう。
食べれば代謝が上がるものとは
ここでまず代謝の仕組みを考えてみましょう。
実は私たちの体内では消化酵素と代謝酵素が作られています。この2つの酵素のことを体内酵素といいます。消化酵素とは大樹に含まれるアミラーゼなどで体が栄養素を吸収出来るようにビタミンCやタンパク質を分解したりデンプンをブドウ糖に変えたりしているのです。
一方代謝酵素には新陳代謝を促し体に悪い物質を体外に排出し免疫力を上げるなどの働きがあります。ところが残念なことにこの代謝酵素が歳を重ねるとともに作られにくくなってしまうのです。
40歳ごろには代謝酵素量が減り70歳ごろになると若い頃の約40%しか作られなくなると言われています。しかし酵素には消化酵素と代謝酵素以外にもう一つ食べ物に含まれている食物酵素があります。
食物酵素は生野菜、生の果物、生肉、生魚など生の食物や発酵食品に含まれています。そしてこれらの食物酵素を多く含む食品は人間の体の中に入ると消化酵素の役割をしてくれます。
つまり体内の消化酵素を節約できるのです。節約できた分消化活動や新陳代謝が活発になります。酵素ダイエットブームもあり朝食がわりに野菜や果物のスムージーを飲まれる方も増えました。
生野菜や生の果物は食物酵素も含まれますが体を冷やす作用があるので注意が必要です。冷え性の方は朝よりもある程度体が温まる午後に飲む方が良いでしょう。
さいごに
人間の体は毎日の食事からすべてが作られています。
スキンケアなどでお肌を整えることも大事ですが代謝の上がる食事を積極的に食べることによって効率よく美肌を作ることが可能になりますので少しづつでも実践してくださいね