顔のスキンケアは毎日鏡を見てお肌のコンディションは確認できますが
背中のニキビは自分で見えない場所なので、ついついケアを怠りがちになりますよね
かゆみで背中を掻いて初めて気づいた、なんてこともめずらしくはありません。
放置すれば、ニキビ跡になって消えなくなるケースもあります。
背中の空いた、オシャレな洋服を着れるようにケアをして、背中美人を目指しましょう。
背中ニキビの主な原因は?顔のニキビと違うの?
背中にニキビができる原因は、背中が皮脂腺の多い場所だからです。
また汗をかいても、自分で綺麗に拭いたりケアしにくい場所でもあり、
そのために放置されがちになり、繰り返されやすくニキビ跡にもなるケースが多いのです。
顔ニキビと背中ニキビは、皮脂詰まりや毛穴の炎症が原因なのは、どちらも同じです。
ただし顔と背中では角質層の厚さも違い、ターンオーバーの周期も異なります。
ニキビ自体は同じでも、肌の質が違うため、背中には背中にあったスキンケアのアプローチが必要になってくるという訳です。
背中ニキビが跡になって残る原因
背中のニキビが跡になりやすいのは、ニキビがひどくなっても気づくのがおそくなり、対処が遅れることが考えられるからです。
ニキビは初期のうちにケアすれば、跡も残りにくいのですが、背中のニキビは気づいた時には色素沈着を起こしていることも多いです。
ケアの遅れや、背中に発生する炎症を起こしやすいマラセチア菌が理由で跡になりやすいのです。
ホルモンバランスの乱れ
人間はストレスを感じると、自律神経が乱れたりホルモンのバランスがおかしくなります。
ホルモンバランスが崩れると、交感神経が優位になり男性ホルモンが活発になります。
男性ホルモンは角栓を促してしまうため、毛穴が詰まるのです。
詰まった毛穴に、背中にあるマラセチア菌が炎症を引き起こし、赤ニキビができてしまいます。
毛穴のつまり
背中にも顔のTゾーンと同じように、汗がたまりやすい背中のTゾーンがあります。
両肩を結んだ横ラインと、肩甲骨に沿った縦ラインの部分です。
この部分は皮脂の分泌が特にさかんな場所。
お風呂で洗っていても、洗い残しがある場所でもあるので、角栓ができやすいのです。
シャンプーやトリートメントの残り
多くのシャンプーやトリートメントには、シリコンが含まれています。
背中は毛穴が多い場所なので、頭を洗う際にシリコンが毛穴に入り込みます。
そしてシリコンが邪魔をして、老廃物がうまく排出されず、角栓ができニキビになってしまうのです。
色素沈着(黒ずみ)
背中に炎症ができたとき、その部位でメラニン色素が発生すると色素沈着を引き起こすことがあります。
比較的軽いニキビ跡は、色素沈着であることが多いです。
背中はUVクリームの塗り忘れや、塗り残してしまうケースもあります。
そのため紫外線のダメージを受けやすく、もともとシミになりやすい場所でもあります。
食生活の乱れ
脂っこい食事ばかりを食べると、皮脂が増えます。
また野菜不足でビタミンCやビタミンB2が不足すると、肌が不健康になり、ニキビができやすくなります。
普段からバランスの良い食事をするように、意識しなければなりませんね。
背中美人になるために出来ることは?
背中ニキビは気づけばある、ということも多いので、跡に対する対策法と予防が背中美人になれるコツです。
背中のニキビ跡の治療方法
背中のニキビ跡を治す方法は、美容クリニックで行うレーザー治療や、皮膚を剥がす薬剤を用いて治す方法があります。
そして色素沈着を防止させる軟膏など様々な治療法もありますのでニキビ跡を消す方法としては効果が高いでしょう
ニキビ跡の凹凸の治療方法
ニキビ跡がでこぼこになっている場合は、レーザーを用いた治療を行う場合もあるでしょう。
炭酸ガスレーザーを幹部に照射すると、細かい傷ができます。
傷ができた部分は、肌が再生しようとするので、へこんだ部分の跡が再生によって目立たなくなるメカニズムです。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは顔のスキンケアでも行われる、薬剤を用いて新陳代謝を促す方法です。
皮膚を剥がすので肌に刺激がありますが、ターンオーバーを起こさせることで、新たに生まれ変わった肌になります。
ハイドロキノン
ハイドロキノンは美白化粧品にも使われている成分です。
メラニンを発生させる成分の働きを阻害する力があるので、炎症を起こし色素沈着がある肌に有効です。
ハイドロキノンが配合された軟膏を塗ってケアするのが一般的です。
背中二キビの予防も大事
背中は見えにくい場所なので、気づいたら遅かったということも珍しくありません。
そのため、予防も大切です。予防法として、しっかり古い角質を取り除くこと。
そしてシャンプーの洗い残しに気をつけて、常に清潔を保つことです。
バランスの良い食生活を心がけ、ストレスをためないようにしましょう。
まとめ
ニキビ跡がひどい時は、皮膚科や美容外科で治療を行うことも念頭に入れておきましょう。
また背中ニキビは元から作らせないという予防も大切なので、老廃物を排出させて保湿をするケアをしましょう。
しっかりケアすれば、背中のあいた洋服を堂々ときて、おしゃれを楽しむこともできますよ。