見た目年齢を左右する髪のコンディションを整えましょう

見た目年齢を左右するポイントとして忘れてならないのが髪のコンディションによる見た目印象です。

お肌のスキンケアには気を使っていても髪の毛がパサパサしていたりコシがなく艶が無くなると一気に見た目年齢が上がってしまいますので、しっかりとケアをしていきましょう。

髪の毛は皮膚や爪と同じケラチンというタンパク質でできています。

肌はコラーゲンが主成分と思いがちですがそれは真皮の話で一番外側の角質層はほとんどがケラチンでできています。

髪の毛と爪は表皮の角質層が変化してできたものなので髪や爪を見ると今の肌のコンディションも自然と分かってきます。

髪の毛は健康のバロメーター

髪の毛の99%を占めるケラチンは18種類のアミノ酸でできています。

最も多いシステインとグルタミン酸、システインは髪の弾力に関係していますが目の角膜の主成分なので目を酷使する方は角膜の修復のほうに体内のシステインが使われてしまいシステインが不足し髪に栄養が行き渡らなくなります。

そのために栄養不足や老化に伴う症状などはまず髪に現れます。

逆に言うと髪が元気ならば体全部が若々しく元気だと言う事です。

髪の毛や爪を若さのバロメーターとして見ることができますので髪に元気がない人は目を休ませるのも1つの方法です。

髪の毛の99%を占めるケラチンは18種類のアミノ酸でできていますがこのアミノ酸は必要な原料が全て揃わないと体内でタンパク質になれません。

髪の毛の場合も同様で18種類のうち1つが欠けてもいけません。

だからといってアミノ酸なら絶対に肉や魚料理と言うわけでもなく例えばシステインはご飯や大豆でも補えますし干し椎茸やひじきアボガドほうれん草ニンニクたけのこなどにも多く含まれています。

若い方には食事の好き嫌いが多いかたもいらっしゃいますが髪の毛のコンディションを整える為には偏食は極力控えバランスの良い食事が健康と共に大切なんですね。

若々しい髪に必要な頭皮ケアとキューティクル

髪の毛の成長には女性ホルモンが関わっているので髪の寿命は男性では2年から5年、女性は少し長く4年から6年です。

髪の毛は寿命が終わったものを中心に1日に多くて100本くらい抜けていき健康な頭皮の場合は抜けた部分からすぐに産毛が生えてきます。

これが生えてくるより抜けていく方が多いと徐々に薄毛になっていきます。

薄毛にならないためにも髪の成長のために毛根の先の髪の製造工場にたくさん血液が必要ですので地肌の血行良くしてあげることが大切です。抜け毛の予防にもシャンプーの前にクレイジェルを地肌に伸ばして頭皮クレンジングをおこないしっかり頭皮を強めにマッサージして血流を促進させることが大切です。

頭皮クレンジングをする理由として血流の促進に加えて頭皮は体の中で最も皮脂腺が多くなんと顔のTゾーンの2倍以上もあります。

酸化した皮脂が毛穴に詰まると毛根の血行が悪くなり抜け毛が増えてしまいます。

また抜け毛の予防だけではなく毛穴に皮脂が詰まると頭皮ニキビや湿疹などの原因にもなったりシャンプーしてもすぐに痒みや臭いの元になりますので毛穴を清潔に保つことは髪や頭皮トラブルの予防には大切です。

キューティクルを剥がさない事が髪のツヤには大事


髪のツヤには誰もが知っているキューティクルが深く関係しています。

巻き寿司で言うと外側の海苔のような感じでキューティクルが髪を守っているのでこれが剥がれてしまうと髪が乾燥してパサパサになってしまいます。

特に注意して欲しいのがパーマやカラーリングです。

パーマやカラーリングは強アルカリ性のためキューティクルのタンパク質が壊されてしまうために注意が必要です。どうしてもパーマやカラーリングをしたい場合は裏面の成分表をよく見てなるべく髪にダメージを与えない商品を選ぶようにしましょう。

また濡れた髪はキューティクルが剥がれやすくなっているので濡れた状態でのブラッシングを避けこすらないようにタオルドライをした後は自然乾燥ではなくドライヤーですぐに乾かしたほうがキューティクルを守り髪のツヤを保てます。

その際に気をつけたいのがドライヤーの当てすぎです。

自然乾燥はキューティクルが長時間開きっぱsu_listになるので最悪ですがドライヤーも高熱のため髪のタンパク質には良くありませんので近づきすぎず時間をかけず短時間に乾かすことが髪のコンディションを保つには大切です。

シリコンシャンプーには要注意


シリコン入りのシャンプーは手軽に髪にツヤやまとまりを出してくれますがシリコン系合成ポリマーは洗い流しても髪の毛にまとわりついて表面のビニールのようにツルツルにします。

このためニセの艶感が出るのですが本格的にパサパサに痛んだ髪にはくっつきにくいと言う皮肉な性質もあります。

また特に気をつけて欲しいのはシリコン入りのシャンプーで頭皮を洗ったりすると毛穴の奥までシリコンでコーティングされてしまうことです。

シリコンが毛穴の中まで入ってしまうととても落ちにくく逆に毛穴が詰まったり頭皮トラブルにもなりますので髪がパサパサになったり艶がない場合は安易にシリコンシャンプーには手を出さない方が良いでしょう。

アミノ酸系ノンシリコンシャンプーで髪をいたわる

髪のコンディションを整え自然なツヤやコシで健康的な髪の毛には合成成分は禁物!

一時的なツヤやまとまりは科学的成分で実現できますが長年シリコン系のシャンプーを使っている方は髪には深刻なダメージを与えている可能性がありますので無添加のノンシリコン系のアミノ酸シャンプーに切り替えてみる事をおすすめします。

ただノンシリコン系は髪がギシギシしたり泡立ちが悪いなどの評判もありますが最近では泡立ちや保湿力の優れたボタニカルシャンプーなども増えてきましたので髪や頭皮に優しく自然なツヤ感が出るとして人気が高まっています。

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最後に

いかがだったでしょうか?

髪に元気が無いと印象も悪く若々しさも無くなり、それをカバーしようと石油系のシャンプーなどでケアをしてしまうと長年の蓄積で頭皮や髪にはダメージを与えどんどん悪循環に陥ります。

年齢を重ねるにつれて髪の毛にはダメージが徐々に蓄積されますので現在シリコン系のシャンプーをお使いの方は是非天然系のシャンプーに早い時期に切り替えてみる事をおすすめします。