シャンプーしても頭がくさいのは何故?頭皮の臭い予防を考える

「毎日しっかりシャンプーをしているのに何だか臭い」

「次の日には枕が脂っぽい匂いで気になる…。」

毎日シャンプーしているはずなのに頭皮が臭いと感じることはありませんか?

シャンプーで清潔にしているのに頭がくさいと、ずぼらな女と誤解されるのも嫌ですし頭皮の臭いが気になって生活にも支障が出かねません

電車の中や会社など、自分の臭いが人にばれてしまうのは困りますが

頭の臭いの原因はシャンプーやあなたの生活習慣が原因のことも

ありますので今使っているシャンプーや生活習慣を見直してみましょう

シャンプーしてもすぐに臭うのは皮脂の過剰分泌

シャンプーした後に臭う独特のアブラ臭さは、頭皮から出る皮脂の臭いです。

普通のお肌と同じように頭皮にも皮脂腺がありますが例えば顔のTゾーンと比較すると約2倍の量の皮脂腺が頭皮にあるためです。

単純に考えれば量が多いからとも言えますが、実はシャンプーなどで洗浄すると必要以上に皮脂を取り過ぎてしまい頭皮が乾燥することが原因とも考えられます。

カラカラに乾いた頭皮は体が危険だと判断し、守ろうと皮脂の過剰分泌を引き起こします。

洗浄力の強いシャンプーは頭皮の乾燥を招くのでNG

洗浄力の強いシャンプーは、それだけ汚れも落ちますが頭皮にも優しくありません。

頭皮が乾燥すると、足りなくなった皮脂を補おうとしてますます皮脂が過剰に分泌し臭いの原因になります。

また強い洗浄力のシャンプーで頭皮が乾燥すると本来持っているバリア機能を弱らせるので、傷がつきやすくなったり炎症を起こしやすい頭皮になります。

乾燥すればかゆみも生じますし、フケが増えて臭いがきつくなるだけでなく、見た目など頭皮環境も悪化してしまいます。

市販シャンプーで避けるべき成分は?

市販のシャンプーやドラッグストアなどで販売されている大量販売のシャンプーには洗浄力が強すぎるものも販売されていますので頭皮トラブルが起きている人は避けたほうが良いです。

美容師が市販よりもサロン専売などの髪に優しいシャンプーをおすすめするのはただ売りたいだけではなく洗浄力の強いシャンプーが頭皮に与える悪影響を知っているからです。

シャンプーの成分を見て次のような文言が入っていると、洗浄力が強いシャンプーですので注意が必要です

・ラウリル○○
・硫酸○○
・ラウレス○○

市販の安めのシャンプーにはほとんど使われている成分ではないでしょうか?

価格帯が安いシャンプーにはどれも入っていることが多い成分ですが、やたらと泡立ちが良かったり必要以上に洗浄力が強いために洗いあがりはサッパリして良いですが頭皮には深刻なダメージを与えることがありますので頭皮の臭いが気になっている方にはおすすめできません。

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シャンプー後の髪の乾かし方に問題があるのかも

ドライヤーは温度が高い熱風だから、髪には良くないんじゃないの?という疑問を持つかもしれませんね

ただしタオルドライだけだと、長く髪が濡れた状態なので雑菌が繁殖しやすいのです。

濡れた雑巾を日向で干さず放置すると、嫌な臭いがしますよね。

それと同じことです。

また頭の中で蒸れが生じ、蒸れた後の頭皮はひどく乾燥してしまいます。

乾燥は皮脂の過剰分泌を引き起こすので、頭皮が臭くなってしまうのです。

頭皮の臭いを予防するにはタオルドライのあとにドライヤーでしっかりと乾かしましょう

シャワーの温度は低めに設定しよう

髪の毛を洗う最適な温度は、35度から40度くらいが適温です。

あまり熱いお湯で髪を洗うと、頭皮の皮脂や保湿成分まで必要以上に奪ってしまいます。

かゆみやフケなどの原因にもなるので、熱いお湯でのシャンプーはやめておきましょう。

また熱すぎるお湯はケラチンが変形し、固くなって癖がつきやすくなります。

頭皮以外にも髪の毛にも優しくないため、ぬるめのシャワーがおすすめですよ。

シャンプーはすぐに洗い流さないで泡パックで雑菌抑制

シャンプーを泡立てて洗い終わったら、すぐに洗い流すのが通常の洗い方ですが、すぐ洗い流さず泡がついたままの状態で3分間泡パックをしましょう。

泡パックをすることによって有効成分を地肌に浸透させ、頭皮の毛穴に詰まった余分な皮脂をしっかり落してくれます。

ただし使うのはアミノ酸系や無添加など、低刺激シャンプーでないと効果的ではありません。

頭頂部から下にかけてマッサージすると、より効果が高まりますので是非実践してみてくださいね

しっかりすすいでシャンプーを落としきる

シャンプーの洗い残しは雑菌やカビを繁殖させてしまい臭いの原因になります。

またすすぎが足りずに頭皮にシャンプーの成分が残っていると、毛穴を詰まらせる原因になり血行不良を起こし髪の状態も悪くなります。

 

特に洗浄力が強すぎるシャンプーが頭皮に残っていると、皮脂膜にダメージを与えてしまう事もあります。

しっかりとすすぎ、シャンプーを落としきることが大切なポイントです。

頭皮クレンジングもおすすめ

オイルを使った頭皮クレンジングは、頭皮の臭いが激減すると話題を集めている方法のひとつです。

シャンプーは洗いすぎによる皮脂過剰もありますが、オイルなら保湿しながら不要な汚れをごそっと取り除いてくれます。

頭皮クレンジングに向いているオイルは、ホホバやオリーブオイルがおすすめです。

他にもアルガンオイルや昔から髪に良いとされる、椿オイルが向いています。

食生活、生活習慣を見直そう

頭皮の嫌な臭いは、食生活や生活習慣など体の内側からケアをすることで改善されることもあります。

揚げ物や肉類など脂質の多い食事は、体内のコレステロール値を上げ皮脂の分泌を活発にしてしまいます。

ニンニクやニラなどのにおいのある食べ物も、頭皮の臭いにつながるのでやめておきましょう。

またストレスや睡眠不足はホルモンバランスを崩します。

ホルモンバランスが乱れると皮脂の過剰分泌になります。

またこれらの食生活、生活習慣の乱れは体内で活性酸素を過剰に増やし、皮脂の酸化が促進され臭いがでてしまうのです。

頭皮の臭いにかかわらず食生活や生活習慣の乱れは健康そのものにも悪影響を及ぼしますので少しづつでもよいので改善していきましょう

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さいごに

いかがだったでしょうか?

頭皮の臭いはシャンプーの仕方や、シャンプーの成分を見直すことで改善できます。

直接的にはシャンプーの見直しが一番効果が高いですが髪を洗った後はタオルドライではなく、しっかりとドライヤーで乾かしましょう。

併せてシャンプーの泡パックや、頭皮クレンジングを行い、頭皮環境を良くすることもポイントです。

体内の活性酸素で皮脂を酸化させないよう、食生活や生活習慣に気を付けて爽やかな頭皮で過ごしましょう。