しみやソバカスの原因になる紫外線は女性にとっては大敵ですよね
紫外線は長年浴び続けると、しみやしわ、肌の弾力の低下における肌老化を促進しますし皮膚がんの原因にもなり紫外線対策は女性にとっては大切な美肌対策のひとつです
紫外線は赤道に近づくほど、標高が高い土地ほど紫外線は強まり日本でも同様に地域によっても紫外線量は変わってきます
今回は気象庁が1997年から2008年までの主要都市ごとの紫外線量の月別データグラフがありますので見てみましょう
地域別月別紫外線量グラフ
参考:気象庁
※衛星による上空のオゾン量や気象台・アメダスで観測された日照時間などのデータ(1時間積算値)を用いて、 解析しています。
気温が高くなる7月8月は紫外線対策をするのは当然だとしても春先の5月あたりから紫外線量は5.0を超えてくる都市が多いのがグラフでも分かってきます。
沖縄は別格としても春先から紫外線対策が重要なことが分かり気温イコール紫外線が強いとは言えず日差しに強さを感じない4月5月からしっかりと日焼け対策をすることが大切ですね
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地球に降り注ぐ紫外線は3種類、肌に影響するのは2種類
肌に影響を及ぼす紫外線ですが太陽から発せられる紫外線には3種類がありますが全てが直接地表に降り注ぐことはなくオゾン層によって1種類は地表には届きません
成層圏および上空のオゾン層と酸素分子によって全て吸収され地表に届くことはなく肌には影響のない紫外線です
太陽から届く紫外線の約9割を占め肌に蓄積的なダメージを与えます。肌の奥の真皮にまで侵入し肌のハリや弾力を失わせて光老化の原因を引き起こします。肌にすでに出来ているメラニンにも働きかけ肌を黒くさせる作用もありシワ、たるみの原因になります
UVBは地表に届く紫外線の約1割と少ないですが肌への影響が強く短時間でも肌が赤くなる炎症(サンバーン)や肌が黒くなる色素沈着(サンタン)を引き起こす作用があります。波長が短いUVBは肌表面の表皮細胞やDNAなどにダメージを与えシミやそばかすの原因になります
参考:KOSE紫外線の基礎知識
天候によって紫外線量は変わってくるのか?
参考:気象庁(雲と紫外線)
本州などでは広い範囲で日差しの強さを感じない春先の5月頃から紫外線量が増加しますので日差しの強さイコール紫外線量と単純に言えません。
それでは天気によって紫外線量にはどれくらい変化があるのか?雲が多ければ紫外線も少ないという漠然としたイメージはありますが気象庁が数値化したグラフを公開しています
雲の量が増えるにしたがって紫外線量が少なくなっていることが分かり薄曇りの場合は快晴時の約8~9割のUVインデックスとなり雨の場合は20%台にまで減少します。逆に曇っていても快晴の6割近くの紫外線量がありますので注意が必要ですね。
さらに気象庁では雲の状態によっては雲が比較的多くても日差しを受ければ快晴の場合よりも大きいUVインデックスになることもあるとホームページでは注意を促しています。
紫外線に注意する時間帯は
では、時間帯によって紫外線量はどれくらい違いがあるのでしょうか?
日中に紫外線が強くなるのは簡単にイメージできますが、ここでも気象庁のつくば市の1994年から2008年までの時間別累年類平均値で数値が出されています。(4月のデータになるために夏場になると更に紫外線量の増加が見込まれます)
朝晩が紫外線量が少ないことが分かり予想通りお昼前後が特に強い紫外線量になっていますね。ただ午前9時でも4.0ですので決して低い数値ではありませんので午前中から紫外線対策が必要になってくることが分かります
冬でも侮れない紫外線量
参考:KOSE変動する紫外線
紫外線は夏場に強く冬には弱まります。これは紫外線が大気層(オゾン層)を通過する距離と関係があり日本であれば夏至の頃は、紫外線が大気層を通過する距離が短いために紫外線が弱まらず地表に降り注ぎます。
逆に冬至の頃は斜めから日差しが地表にかかりますので長い距離を紫外線は大気層を通過することにより紫外線量が弱まります。ただ注意が必要なのがシワやたるみの原因になるUVAです。
UVBは夏と比較すると約五分の一にまで減少しますがUVAは二分の一程度までしか減少しません。
冬場は夏よりも紫外線量が減るのは間違いありませんが何もしなくてもOKという訳ではないということを分かってほしいのです。
スキーなどで数時間滑っただけでもスキー焼けが起きるほどですから冬だからと言って油断は禁物で肌のことを考えれば一年中紫外線対策は必要になってくるということです
さいごに
いかがでしたか?
地域ごとの紫外線量の比較から紫外線からの日焼けや老化、天候による紫外線量まで書いてしまって少し脱線してしまいましたが女性にとって紫外線対策は重要ですので書かせていただきました。
真夏だと3分直射日光を浴びれば数年後にはシミになって現れるとも言われます。ぜひ出来る範囲から紫外線対策をしていきましょう。
今回の記事が参考になれば編集部一同大変嬉しく思います